まず最初に『本当にパクられたのかどうか?』を確認しよう

盗作被害に遭った場合の対処方法を解説する前に、まずは『本当にパクられたのかどうか?』という点について再確認する必要があります。
日本の法律では、実は「パクリである」と立証するためのハードルは意外と高く、明確な証拠がない限りは責任を追及することは難しいからです。

 

例えば有名な例をひとつあげると、漫画家の松本零士さんが歌手の槇原敬之さんの歌の歌詞をパクリであるとして争われた訴訟では、「槇原さんが松本さんの作品を見て歌詞を書いたとは立証できない」という点により、松本さんは東京地裁で敗訴し、むしろ槇原さんへの名誉毀損が認定されてお金を払う結果になっています(当記事下段にて詳述)。
この例を見てもわかるように、盗作であるという事実を立証するのはかなり難しいのです。

 

つまり、「文章の表現がたまたま似ている」「画像の構図やアイデアが似ている」といった程度では、日本の著作権法は必ずしも私たちを保護してはくれないということです。
この点をしっかり理解した上で、どのような対処を取るのかを決めないと、無駄なお金や労力を費やした上に、しかも裁判で負けるという最悪の事態にもなりかねないので注意しましょう。

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